レッドライン

韓国の李大統領の保身行動は、とりあえず目的を達したようで、このまま沈静化すると思う。
まぁ、予測の範囲内というか、その程度の国である。

意外だったのは中国で、国内の反日感情の高まりを無視出来ないとしても、領海内への侵入まで行うとは驚きだ。
しかも、日本語でメッセージを発してきたことにも意味がある。
つまり、中国領海内に日本の巡視船が入ってきていると言わんばかりに、わざわざ用意してきたということだろう。
盗人猛々しいにも程があるが、あちらの教育や立場で言えば、悪いのは日本だと印象付け、このまま圧力を掛けて解禁日に自国の漁船を侵入させる気だろう。

国際社会では完全に違法行為であり、領海侵犯に当たる。
気持ちの悪い顔を並べて、椅子取りゲームをしている間に、空白をついての暴挙を許してしまうとは情けない。
ある程度の裏があるとしても、こんなに腰抜けでは、中国にいる同胞の安全も確保できないし、自国の面子も立たない。

土木作業をさせるための防衛力ではないのだから、こういう時こそ毅然とした対応を行うべきだ。
マスコミを同行させ、警告３回の後、威嚇砲撃、それでも出て行かないのなら、殺傷力の低い弾頭で船尾動力を破壊して拿捕、これぐらいで丁度いい。
すぐに国際社会に向けて声明と説明を発して、後は中国が暴走するのなら、初めての防衛行動になっても仕方がない。
尖閣諸島の防衛には日米安保が適用できるので、砲火を交える事態になれば、在日米軍や米政府も動かざるを得ない。

私は、戦争には反対の立場だが、戦わずに守れるものがないことも知っている。
外交で決着が付けられない、暴力的な行為に晒される、となれば【遺憾の意】ではなく、実弾が必要な日もくるだろう。

近所に未成熟な国家を抱える苦悩は大変だが、相手が話し合いより暴力を選ぶのなら、一歩も引く必要はない。
それが出来ないなら、いっそ自衛隊など解散させ、防衛予算で福祉でもやることだ。