勧誘がしつこい

以前、南の出身だという若者にエールを贈るつもりで、読売新聞を契約してしまった。
その契約期間が終わったのだが、すでに4回も勧誘の訪問をしてきた。
紙媒体が危機なのは分かるが、不要だと言っているのに、何回も来られると、本当に困る。

どれだけサービスを付けようと、いらない物はいらないのだから、もう勘弁してくれ、と伝えた。

現役の頃は、一日に最低でも4紙は目を通していたが、新聞社の傾向でミスリードを誘うような論客記事に苦笑したものだ。
私が用があるのは、話題性の高い記事と経済欄だけだった。
朝に行動を起こす前に読むことに意義があり、全ては仕事のためだったので、購入する価値があった。

今は、ネットで検索する余裕があるし、何より時間がある。
ニュースの新鮮さという点ではネットが勝るし、正確さではTVのニュースで十分だ。
新聞は、すでに【新】聞ではない。

そういえば、今年初めて、本のミリオンセラーが出なかった。
紙媒体離れの影響か、小説を読む人間が減ったのか、売れているのはHow to本ばかりである。

良書が減ったのであれば、日本文化の危機である。