ネットTV

私は、映画は買う主義だが、超大作や買うほどの興味を唆られない作品を視聴するために、ネットで観れるU-NEXTに加入していた。
過去形なのは、今月で解約したので、10000近いポイントを消化するために、毎日1〜2本の映画を観続けている。

ポイント対象になっている作品が極端に少ないので、恐らく全て観る羽目になると思うが、どうせすることもないので、たまには興味のないジャンルや監督の作品を観るのも良いだろうと思う。

何でこんなことになっているかと言うと、基本的に見放題の作品しか選んでいなかったのと、ポイント対象の洋画が少ないのが原因だ。
1年は解約出来ない(ペナルティがある)契約だったので、丁度1年の今月になって、ようやく解約できた、というわけだ。

少し、備忘録代わりに書いておくことにする。

【第7鉱区】コリアンホラー。韓国は国策として映画産業を推奨しているので、基本的にレベルが高い。
これは、石油掘削探査船で深海の化け物が現れ、限られた環境で逃げ回る箱庭モンスター映画。
だが、ちと口説い位に展開が用意されているので、それなりに最後まで観れた。
バイオハザードの中ボスと延々と戦わされる感じで、アクションシーンのCGが残念な感じだが、欲張りなぐらいにモンスター・恋愛・アクション・SFと盛り込んであるので、退屈はしないが、消化不良な点も目立つ。
ラストの〆が、余計な気がしたので、私の評価は低めだが、邦画以上、TVM未満という感じだった。

インシディアス
オカルト系サスペンス映画。
息子が幽体離脱して、『彼方』という時空に囚われたので、同じ能力を持つ父親が助けに行く、という話。
伏線が見えすぎていて、容易に先の展開が読めるが、この映画の場合、見所は脚本ではない。
はっきり言えば、お化け屋敷映画で、音と唐突さでビビらせるタイプの懐かしい作品。
展開は、視聴者を驚かすことを目的にしているので、細かい説明は抜きで、どんどん進んで行き、後半はドッキリブラクラだらけで、かなり調子に乗っているのか、音声もうるさい位に恐怖感を出そうとしている。
saw+Paranormal Activityという宣伝文句だったが、どちらにも達していない中途半端なドッキリ映画だった。

【Paranormal Activity3】
そのParanormal Activityの完結編。
低予算を逆手に取り、限られた登場人物とハンディカメラで構成されたモキュメンタリー映画。
今回は左右に動く(扇風機を改造)カットが追加され、新たな間違い探しをさせてくれる。
完結編ということで、時系列としては、過去話になり、これまで単発的に語られていた伏線を一気に回収。
これまでは、ラスト以外は些細な変化を探させて、じわじわと怖がらせるスタイルだったが、今回ではハッキリと暴力的に霊が暴れるので、インパクトは強い。
ちなみに霊よりも、キャストの悪ふざけのシーンが、一番驚いたというか、反則なので、視聴の際はお気をつけを・・・。

【Green Lantern:グリーン・ランタン
DCヒーローの有名人だが、日本では認知度は低い。
アメコミで言うと、2代目に当たり、瀕死のアビン・サーからグリーン・ランタンに選ばれた地球人ハルが、勇気と恐怖という感情に悩みながら戦うアクション映画。
無謀なのか、ビビりなのか、よく分からない相反する性格の主人公が、宇宙の驚異パララックスと、その手下を相手に、イメージを具現化できるパワーリングで挑むのだが、原作をツギハギしているので、普通のヒーロー物になっている。
簡単に言うと緑色のスーパーマンであり、展開に難があるので、映画としては余り唆られない脚本になっている。
だが、イメージの具現化という点は、CG技術が凄いので、かなり楽しめる。
実際、原作のハルの戦いは、かなり長期に渡り続くので、第一作としては、無難な作りかもしれない。


以上、適当な感想でした。

まぁ、U-NEXT自体は安価で手軽なのだが、ディスカバリーchが無いというのが致命的で、それだけでも解約の理由になる。
有料TVを2重に契約していても得が無いので、ディスカバのある海外放送の方は契約続行するが、これでも国内の有料TVと比べれば安い。
英語がヒアリング出来る方は、こういう選択肢も有りだと思う。

映画の視聴というのも、割と疲れるので、全残りポイントを視聴できるか微妙だが、もったいない精神で観るしかない。