当然のことだけど

公務員の給与・賞与が、民間より多いということで、今年もベースアップは見送りだそうで。

昔、公務員の給料は、民間より少なく、働く能力が低い人の滑り止めのように揶揄されていた時代もあった。

ところが、バブル崩壊、景気低迷で、働いても稼げない時代になり、安定して昇給していた公務員給与が上になった。
親方日の丸の勝利だったが、基本的に公務員の給与は、民間平均と同じか、それ以下でなければ異常なのである。

この矛盾を正すべく、公務員給与は足踏み状態に入った。

裏返せば、それだけ日本経済がピンチだという証左。
民間が盛り返すには、新たな活力が必要だが、果たして起爆剤になる業界が出てくるか、甚だ不安な状態。

消費税で毟り取られるのだけは、勘弁して欲しい。