通院日 13

朝晩の気温差と季節の変わり目で、体調のコントロールが難しくなり、睡眠が不安定になっている。
途中覚醒が顕著になり、熟睡感が薄い。

診察で相談した結果、ジプレキサを錠剤から例のとろけるヤツに増量し、副作用覚悟で様子を見ることになった。

今日は、もう一つ予約をしていたのだが、それは歯医者。
右の八重歯というか糸切り歯が、かなり傷んでいたので、歯磨きの際に動くようになってしまった。
どうにも心持ちが良くないので、診察してもらったのだが、抜くしかないということで、選択肢は2つ。
1.入れ歯
2.差し歯
どう違うのか尋ねると、1は抜いた場所に入れ歯を施し、毎日の手入れが必要。
2は他3本の歯を削り固定するというもので、保険の適用内ではこの治療しか出来ないと。
毎日の手入れは面倒だが、健康な歯を削るというのは抵抗があり、歯科医も【せっかく他は良い歯なので勿体無い】ということで、入れ歯を選択。

今日は抜くだけで、次回に型を取り、次次回で処置完了。
私は、この年まで欠損歯は無く、これが初めての抜歯になる。
毎日の歯磨きも、年齢には勝てないということか。

そして、抜いた歯を記念というか、自分への戒めとして持ち帰ると言うと、医者が薄いスポンジとビニールで梱包してくれたので、ちょっとした飾り品のようになった。

小さく汚れた歯を眺めていると、こうして年月を重ねた他の部品もガタが来るんだろうなぁ、と感傷的な気分になった。
【肺とか、やばいな】

40歳から後は負けざるように、健康を守るためには若い頃以上の手入れが必要な年になったということか。