インフラ崩壊

以前も書いたが、我が国のインフラの多くは、高度成長時代に作られている。
上下水道、幹線道路、原発、堤防、取水口、etc。
その、ほとんどが改修が必要な状態であり、満足な調査・交換も出来ていない。

建てるときには予算が付きやすいが、維持・管理には予算が回ってこないというシステム自体が異常なのだが、政府や国民も莫大な出費を覚悟して取り組まなければ、悲劇は止まらない。

不十分な調査が招いたのは、9人の命が奪われるという前代未聞の天井崩落だった。

いつか起こるべくして起こる事故ではあったが、いつも悲劇が起きてから慌てて動くのが、我が国の体質だ。
動かないよりは良いが、トンネルだけの問題ではなく、この際全てのインフラ整備を行うことだ。

次に崩壊するのは、トンネルとは限らないし、更なる大惨事を防いで欲しい。