吐き気がする

敦賀原発廃炉が濃厚になった件で、日本原電の濱田康男社長が見直しを要求した。

TVで観た方もおられると思うが、終始まぶたを痙攣させ、上ずったような声で、甘えたような論旨を述べる姿を見て、吐き気を感じた。

日本原電が、どんな組織かは、ようやく国民の知るところとなったわけだが、こいつらが原子力政策の影で好き放題に利権を貪ったクズ共だ。
ろくな点検・活動もせずに、各国が手を引いている高速増殖炉の研究と偽って、長期にわたり税金も貪った。
あれが、盗人の親玉の顔である。

それが、廃炉と決まりそうになったら、グダグダと調査に難癖を付け、それでも廃炉なら、費用は国が・・・、と言い出したのだから、私はこんな厚顔無恥な顔を見たことがない。

国民に何ら寄与しない組織が、電力各社と国から法外な利益を得て、責任を追及されそうになったら、国に始末をなすりつけようとする。
義憤という気持ちから言えば、国賊猛々しい。

テロや暴力的行為が、社会を良い方向には牽引しないと理解した上で、それでも天誅や斬奸という言葉が浮かんでしまう。
悪なら悪で構わないが、気持ちの悪い人種の方が、より腐った悪党に感じる。

この国の正義は、本当の悪は裁けないようになっているのが、とても腹立たしい。