お勉強

私は、お客様を客と呼ぶ人間が大嫌いだ。
社会の中で、売る側と買う側、この厳然たる関係において、様付けする価値がある以上、誠意を込めて【お客様】とお呼びするのが当然だからだ。

人が見ていないとき、聞いていないとき、にその人の人となりが現れるものだが、昔からこの事だけは譲る気はない。

思えば、接客が未熟な輩ほど、この手の人種が多い気がする。
行き過ぎたサービスも不要だが、最低限の誠意というものも、世の中には必要なのだ。

今日は、スーパーの店員同士が話している時に、【客が】と聞こえてきて気分が悪くなった。
この店の教育のほどが知れるというものだ。

お客様は、神様ではない。
人間同士だからこそ、守るべき社会道徳というものが存在する。
仮に、お客様の側が悪くても、そういう時に使うべきマニュアルというものを作成しておくべきだし、客がと言い捨てれば、どう言い訳しても売る側が悪いとなってしまう。

神様にも、良い神様もいれば、悪い神様もいる。