8%

来年4月から、消費税が現行の5%から8%になることが決定した。
個人的な感想を言えば、貯蓄を切り崩して生活している身としては、3%の上昇は痛い。

とはいえ、国としてみれば、これでも全く足りないのだから、いずれ20%になる日までは、文句を言っても仕方があるまい。
苦しいのは社会基盤に乗っていないからで、隠居を止めて働けば、それほど無茶な数字でもない。

ただ、年金生活者や生活保護受給者には、深刻な税金かもしれない。
なにせ、生活をする以上、必ず納税させられるわけだから、どれだけ始末をしても追いつかないことだろう。

10%時には、軽減税率の導入も検討されると思うが、恐らく日本では導入しまい。
国民が本気で文句を言えば可能だが、そこまで団結できる気がしないし、悲しいかな面倒に感じる人間の方が多いだろう。
むしろ、便乗値上げを監視する方が前向きかもしれない。

只でさえ企業優遇の体制が始まるのだから、国民は企業に対して厳しい目を持つべきだろう。
TPPで、安い外国製品がなだれ込んでくれば、結局は価格競争になるのだから、企業も大変かもしれないが。