妙に買う

気が付くと、今日も宅急便が届く。
いや、注文してるのだから来るのは当然なのだが、計算してみたら、この半月で15万円ほどの出費である(家電除く)。

欲しい物は買わず、必要な物はすぐ買う
が、モットーとはいえ、物欲が強くなっているようだ。

台所周り品が多いのが救いだが、この年になって人形の良さに目覚め始めてきて、あれだけ苦手だった(ドールフォビアと言っても良い)人型を買うようになったのも原因だ。
元々、アメコミのマニアである私は、雑誌本の収集はしていたが、バットマンプレデターといった人形は避けていた。

元嫁が、ボークス社のスーパードルフィーの愛好家であり、お迎えと称して10万円はする娘たちを何体も生活させているのを見て、どこか悪いんじゃないだろうか?と思っていたほどだ。

それが、気が付くとフィギュアを検索し、良質な中古店などを探してはブックマークしている自分こそおかしいんじゃないか?と感じている。
年齢をとると嗜好も変化するのだろうか。

と、いうわけでバットマンの初期モデルを始めとして、スーパーマンプレデター・スポーン・ハルク等を並べている。
超合金というのも好きなのだが、さすがに。

映画の収集癖が薄れているのも原因の一つ。
最近のCGありきの作風には我慢がならないし、脚本もダメ、俳優もダメときては、ハリウッドは本当にもう終わりなのかもしれない、と戦慄する。
そのせいで、古典作品なんぞを買うハメになっている。
私の中の映画成分が不足しているのだ。

もっと娯楽を!もっと映画を!もっと食材を!

料理はいい、食材がやたらと余っているのは気になるが、まず男の趣味としては遜色のないレベルで遊べる。

何か、頭が重たいし、やや熱っぽさがあるし、更年期障害でも始まったか。