不安定な気分と春の嵐

昨夜の録画を再生してみたが、おっさんが微動だにせず寝ているだけで、何の変化も無かった。
一応、今夜も録画する予定。

体調と言うか頭が重いな、と外を見たら、強風と雨で正に春の嵐だった。
高台の上に高層階なので、風の強さが半端じゃない。
雨は好きだが、相変わらず風は台風のようだ。


情報取得用のガジェットに海外と日本の原発関係の記事が集まっていた。
東電、企業向け料金値上げに9割が反発。東電側は、応じない場合は送電停止を行うと明言。内閣は、一方的な送電停止をしないように東電へ通達。
つくづくこの会社は、人材に恵まれていないというか、トップの頭の中には尊大さと驕りと甘えが詰まっているようだ。
現状では、電力供給を行なえるのが東電のみなのだから、これは企業に対する脅迫以外の何者でもない。
反発を理解しようともせずに、即停止を口にするなど、国のライフラインを左右する問題なのに、一民間企業がよくも堂々と言えたものだ。。
値上げに反対なら、原発の再稼動を容認しろ、と企業や国民を恫喝している。
こんな浅はかな経営陣に、電力と言う生命線を託して良い訳が無いし、国の対応も利権がチラつくのか、余りにも下手に出すぎている。
他の国なら即効で倒産に追い込まれ、国有化されても何の文句も言えない立場だということを全く分かっていない。

世界的な評価も最低企業にランクされ、国辱ものの醜態を晒しているというのに反省の色が見えない。
他で電力が補えるようになれば、犯罪企業として弾劾される日も近い(すでにされているが)。

放射能がれき広域処理受け入れ 静岡県島田市
桜井市長の息子が産業廃棄物処理会社の社長をしている島田市は、事態の深刻さも考えずに自らの利得のために受け入れを表明。
当然だが、予定地の周辺住民の内、一軒を除いて残り全てから反対の署名を叩きつけられた。
波紋は全市に波及しており、このままいけばリコール運動に発展するのは間違いない。
余りにも露骨なので、もう笑うしかない。

一年、もう一年も経つのに、復興の目処どころか、後始末にすら着手できない原因を、政府と東電は、もう少し真剣に考えた方がいい。
処分場が必要なら、国の監督の下で東電が自己負担で借り受けて、焼却灰はフクシマ原発跡地にでも収納施設を作るのが本筋だろう。
これを実行していれば、被災地の復旧も順序だて出来るし、汚染灰の処分も自己責任で進める姿勢なら、協力する自治体も出てくるだろうに・・・、謝罪や誠意が全く感じられない。
国に頼って他の自治体に迷惑を掛けるなど、どこまで甘えた会社なのか、と苦笑してしまう。
これまでの経緯や対応で、この会社が腐りきっているのは明白で、世界の目も犯罪企業としてニュースや特集まで組まれている。
今回の一方的且つ大幅すぎる値上げに対する方針・対応で、完全に国民にも見捨てられることだろう。

本当に、どうかしているんじゃないか?
東電と政府(&スポンサー企業として胡麻摺りしているマスコミの皆さん)。


と、いうわけで天気も大荒れなら、私の気分も荒れ気味だ。