簡単で便利な保存食

今日は、穏やかな日和だったので、昼から気分が落ち着いていた。

丁度、通販で届いた物資の中に、地鶏皮があったので、早速いつもの作業に取り掛かった。

まず、鶏皮の汚れを取り除き、油を引かずにフライパンに適当に並べる。
やや強火程度で5分ほど、そこで一度引っくり返して、中火で更に5分ほど放置する。
すると、鶏皮から出た脂で、勝手にカリカリのフライになる。
頃合を見て鶏皮を取り出し、キッチンペーパーの上に移す。
フライパンに残った脂に、白ネギの青い部分を放り込み、火を止める。
しばらく冷ましてからネギを取り出し、製氷皿に鶏皮の脂を注ぎこみ冷凍する。
これで、鶏脂(チーユ)のアイスストックの出来上がり。
スープ、野菜の炒め物、チャーハン、と万能な調味料になる。

余り冷ましすぎると固体になるので、保存する場合は荒熱が取れた程度で容器に移すこと。
2週間程度で使い切るのなら、タッパーに入れて、冷蔵で保管しても良い。
スプーン等で簡単にバター感覚で使えるので、お試しで作ってみるのなら、最初はこの方がよいかもしれない。

鶏皮が好きな人は、お好みの固さで調整して、そのまま塩や山椒を振って食べると、居酒屋のようなカリカリ鶏皮が楽しめる。
青ネギは使っても使わなくても構わないので、残った鶏脂だけを上記のように保存してもOK。

ラーメンやうどんのスープに、少量加えるだけでも、味のレベルが上がるので、興味のある方はお試し下さい。
美味いからと、入れすぎると、後で胸焼けするので、あくまで少量で加減すること。

たまにスーパー等で500gとかで安価に売っている品でも、普通サイズのフライパンなら充分に皮は縮むので、それで試してみて気に入ったら、もう少し上等な鶏皮でチャレンジしてみると良いです。


今夜は、フライパンに残したチーユで、チャーハン、砕いた鶏皮と粉チーズをのせた亜流シーザーサラダ、玉子野菜スープ(さっきの揚げた青ネギ入り)というメニュー。

夜しか食欲が出ないので、久しぶりにチーユを堪能して、少し元気を付けるとしますかな。