変化

今日は、午後から強風になり、今年は大気が不安定なのだなぁ、と実感した。
先日の茨木県の竜巻もそうだが、気候の変動一つで、思わぬ災害が起こるのだから、危機管理は大事だと思う。

日本では稀な現象だが、ステイツはトルネード(竜巻)の発生率が世界一で、特に中西部に掛けてが多い。
日本でも台風が頻繁に通る地域を台風銀座と呼ぶが、ステイツでは竜巻が頻繁に発生する地域をTornado Alley(竜巻銀座・竜巻通り)と呼ぶ。
向こうでも、先月半ばに、僅か2日間で約100個のトルネードが発生し、死者5人を含む大きな被害を被った。
町の75%が倒壊した地域もあり、日本人には馴染みが薄い竜巻の恐ろしさを痛感した。

ステイツの家屋には、竜巻から身を守るために、地下室を設ける場合が多い。
これは、家の中と外から入ることができ、警報が鳴ると、すぐに飛び込めるようになっている。
竜巻は発生原理も形態も多様なので、全てに対応出来るわけではないが、専門の予報官やハンターと呼ばれる移動観測グループによって、竜巻の驚異から少しでも早く逃れることが出来るように警報が設置されている。
だが、先月の異常発生時に、この警報装置が故障していたため、まともに被害を受けた地域もある。
国の内外を問わず、こうした危機管理の欠如は、致命的な被害をもたらす元凶なので、日頃のチェックの重要さが分かるというものだ。

天災に抗う術はないが、せめて人命だけでも救うには、咄嗟の判断力や準備をしておくことが重要である。
くれぐれも、避難袋ぐらいは、家と車に設置して欲しい。


荒れ模様の大気と裏腹に、私の方は少し安定の兆しが見えた。
中途覚醒1回、7時起床で、夢の内容を覚えていないので、かなり楽に過ごせた。
仮眠もとれたし、気分の揺れも少なくなった感じがする。
このまま、安定してくれると助かるが、しばらくは変調に注意して、穏やかに過ごすつもりだ。

日本も災害続きで、何となく不安な日々が続いているが、備えあれば憂いなし、というように、出来る範囲で、大事な家族や自分を守って欲しい、と切に願う。