相変わらず映画三昧

例によって、まだまだポイントが減らないので、今日も映画を鑑賞している。

備忘録代わりに、簡単に感想など。

【スリーデイズ】
仏映画のハリウッドリメイク。
無実の罪で投獄された妻を救うために、教師の夫が闇社会に足を踏み入れて、何とか脱獄させようと奔走する。

完璧な夫役に老けたラッセル・クロウが抜擢されているので、演技に関しては問題無し。
脚本に無理はあるものの、奇抜な脱獄手段や逃走後の準備など、予想外のスリリングもあり、最後まで退屈はしない作品に仕上がっている。
真っ当な主人公が、犯罪に手を染めていく過程が見所で、ラストはどうでもいい感じ。
原作の方が、私は面白かった。

ワイルド7
とても懐かしい漫画原作の映画化。
相変わらず役者に魅力は感じないが、テンポが良い展開とアクションシーンが秀逸なので、予想外に観れた。
ただ、せっかくのクライムヒーローなのに、ダークな感じが全くなく、ただの勧善懲悪物になっているのが残念。
恐らく、続編狙いなのだろうが、余り深くキャラに踏み込んでいないので、薄っぺらい印象が残る。
やはり、娯楽作でさえ、もう一つ壁を越えられない邦画の限界を感じた。

ハリーポッター
続けて観てみたが、世界中でヒットした理由が分からない。
よくあるファンタジーで、特に印象に残るシーンもなく、CG依存のアクションや魔術で場を繋いでいるだけ。
おっさんが観るには、遅すぎる作品だった。

と、いうわけで、手当たりしだいに観ているわけですが、余り短期間に数を観ると、どんどんハードルが変化して、まともな判断が出来なくなる。

もう、邦画ぐらいしか残っていないので、普段は観ない作品に入っていくし、先入観抜きでいこう。