気分が悪い

簡単に、連日報道されている領土問題を纏めてみる。

竹島には、昨日、韓国閣僚が上陸して、石碑を置いていった。
これまでの一連の奇行は、これがやりたかったのかもしれない。

李明博の任期満了が半年後に迫る中、何も実績がない大統領で終われば、確実に実兄のように逮捕される。
二流国の悲しさで、手段を何も持たない李内閣は、矛先を日本に向けることで、国民感情を煽り、最低の手段で支持率を上げるしかなかったのだろう。

日本の国際裁判所への提訴に大して、【外国に文句を言われる筋合いはない】と言い切ったからには、最早韓国と協力しようという国は存在しない。

可哀想なのは、日韓の協力を進めていた良識派の方々で、親日だとネットやマスコミに攻撃され、本当に国益を見据えて動いていたのに、李の保身のためだけに、全てをぶち壊しにされた形だ。

次の大統領が誰になるのか知らないが、日本からの経済協力を断られた状態での就任となり、すでに破産寸前の韓国経済が好転する見込みはない。
このまま、反日で国民を誘導しても、竹島が韓国領になるわけもなく、諸外国の信用や評判を失ったまま、高い失業率と不況で国民が苦しむのは目に見えている。

さて、やはり兄弟国だけあって、一度おかしくなると北朝鮮に瓜二つだと思っている人も多いことだろう。
国家として歩んできた信用も経済も、李と側近の保身だけで失ったのだ、と韓国民が気づいた日、彼らは何を信じて再建への道を踏み出せばいいのだろうか・・・。


尖閣については、簡単明瞭で、中国政府は積極的に主張する時期でもないし、出来れば止めて欲しいとさえ思っている。

いわゆる活動家と呼ばれる連中は、犯罪組織と何ら変わらない低レベルな人たちであり、【尖閣で暴れれば活動資金を獲得できる】という銭勘定で動いているにすぎない。
はっきり言うが、本気で日本から領土を奪う気などない。

中国の国民感情が悪化し、デモが暴徒化しているのは、単に不況と失業の不満を発散しているだけで、国士気分で大暴れできる口実に喰いついた結果に過ぎない。


結論としては、韓国・中国の国民は、自国の政権交代や不況のストレスを領土問題という耳障りの良い話で煽られて、一時的に豊かな日本に噛み付いているだけだ。

しつこいスッポンでも、噛んでばかりでは餌は食えないと感じれば、そのうち自国の生活に気持ちは移る。
文句を言っていた口が、日々の糧を食べる口に戻った時に、自国への憤懣として吹き出すのを中国も韓国も恐れている。
日本ばかりが迷惑をしているのではなく、本当にヤバイのはあちらこちらの国である。

演習と銘打って韓国軍が領海を越えてくれば話は別だが、苛々するのも後半年の辛抱で、そのときの韓国の醜態を見れば、気分も良くなる、と思っている。

弱腰ではなく、どっしり構えている、と評される程度の政府対応は必要だと思うが・・・。