病む夜

昨夜は、とにかく寝付けずに、何度も起き上がり、眠ったと思っても、すぐに目が覚めて、かなり苦しかった。

これ、実は就寝前の薬を飲み忘れたせいだった。
こんなことは、今まで無かったのだが、一旦寝苦しくなると、薬の方には頭が回らず、ただ何で眠れないのか、とそのことばかり考えていた。

朝になって、薬の飲み忘れに気がついて、バカじゃなかろうか、と悔やんだが、後の祭りだ。

今回の件で、薬の効用に改めて嘆息すると共に、逆に薬抜きでは寝ることもできないのか、と少し怖くなった。

昨夜は、色んなことが浮かんできて、眠りを邪魔されたが、こんな状態になるということは、まだ何も自分の中で解決出来ていないのだな、と思った。

隠居部屋から出るには、まだまだ時間が掛かりそうだ。