一雨ごとに
昨夜からの雨は、午後にはあがったが、宵の口から雷が鳴り小雨が降った。
ベランダで雷を眺めていると、吹き抜ける空気が秋を通り越して、冬の味がした。
冷え込むというほどではないが、今年も秋は短いようだ。
とりあえず鴨鍋を楽しみ、通販で箱買いしているミカンの第一便を黙々と食べた。
毎年、段ボールで5箱は注文するので、前半は熊本産、後半は有田みかん、と何となく決まっている。
冬場のフルーツはミカンばかりなので、そのせいもあるのか風邪は余り引かない。
私は、冬の方が好きなので、これからの季節が楽しみなのだが、冷え込むと膝が痛むのが困る。
若い頃の古傷だが、年齢を経るごとに負担になってきているので、これも老化の一種かと嘆く。
まぁ、そうは言っても、今日のように一雨くるごとに、段々と寒くなるのを感じると、正月が来てまた年をとる。
決して、若くない年数になってくる焦りもあるが、もう一度社会を飛び回る気力は起きそうにもない。
金を儲ける理由を探すのは、正月辺りまで置いておこう。