解散!

昨日の今日だが、野田総理が解散に言及した。
今頃、子分どもは右往左往の大騒ぎだろうが、まずは決断したことを評価したい。

丁度、生中継を観ていたので、どちらかというと安倍氏の方が驚いていたというか、議数削減を突きつけられて逃げ腰に見えた。
とはいえ、削減まで話が及ばなくても、解散は決定ということで、ようやく年内の解散総選挙が決定した。

正直な橋下氏は、到底間に合わないので、現時点の擁立で調整に入るとのことで、今回の躍進は望み薄だ。
他も似たようなものなので、石原氏の野望も、しばらく先になりそうだ。

それにしても、解散に追い込んだのはいいが、自民党に【決める政治】が行えるかは未知数だ。
官僚の予想図を押し付けられて、結局は同じじゃないか、と失望が広がり、将来的には石原氏が総理になるかもしれない危惧はある。
日本社会が過激な変化を望めば、それを受けるカリスマが2人いるという政界では、既存政党も決して油断は許されまい。

理想としては、橋下氏には政界で経験を積んでもらい、10年程度で総理になってもらいたい。
石原氏は、これはもう寿命との戦いなので、どうともいえない。

さて、来月16日の投票日まで、世論がどう動くのか、暇つぶしに眺めていよう。