ネット討論

今夜、ニコニコ動画で、主だった党首が集まり、初のネット党首討論会が開催された。

日本の公職選挙法では、選挙の手段としてのネット利用を認めていないため、あくまで前哨戦でしかないが、一つの新しい形を作ったという意味での意義は大きい。

こう書いているが、私は観ていない。

ステイツでの大統領選では、ネットでの中傷合戦が凄かったが、いずれ日本でもネット解禁になるであろうし、そうなれば所謂無党派の若者層を刺激するだろう。
これで議論が真っ当な方向に進むかは疑問だが、とにかく政治に興味を持つ若者が増えるのは良いことだ。

ネット層での集団投票が起きるかもしれないし、政治を動かせるという実感を得れば、日頃から不満の行き場を探している人間には絶好のターゲットになりうる。
何処の党にも賛同しないが、集団心理や思い込みで、特定の候補が大勝ちする可能性もある。

最初は興味本位やノリでも、年齢を経れば政治家を見る目も肥えると思うので、どんな形であれ選挙に参加して欲しい。

ついでに投票もネットで出来るようになってくれると私は助かるが、これは方法論からして無理な注文か。