安倍相場

株価も円も、いい感じに相場が加熱してますな。
金融資産は持ち合わせないので、恩恵はありませんが、現物の金が安定するのは良い事だ。

いの一番に経済対策という期待の現れでしょうが、民主党の不甲斐なさに耐え切れなくなった国民としては、物言いまで力強くなった安倍総裁を信じたくなるのも仕方がない。

病気で退陣したとは言え、前安倍総理時代の功績は、実は小泉政権よりも大きい。
不当な評価で、実際より低く見られがちだが、政治家としての能力は高いのだ。

何しても選挙に勝ったのだから、安易な首変えをせずに、長期政権を維持してもらわないと、改革が進まない。

維新やみんなの党も協力姿勢を見せているので、公明党が反対しても、憲法改正は可能だろう。
先日も書いたが、連立は解消したほうが自民党の為だと思う。

大げさな言い方をすれば、この国は岐路に立たされてから、決断しないまま時間を浪費してきた。
そのツケは、中国の横暴を許し、経済を弱くした。

北朝鮮問題で、ステイツに【尖閣問題】への介入を止めれば協力する、という主旨の発言をするほど中国は慢心している。
こんな提案にステイツが乗る訳が無いのだが、そんな判断も出来ないレベルなのが中国政府の実態だ。

戦争は否定するが、あんまり暴挙ばかりに出るのなら、それなりの対応をするのが主権国家の根本だ。
中国は、領空侵犯どころか、ステイツが艦隊を展開しているから、自国の海軍をシナ海に配備すると公言している。
杞憂ではなく本気で中国は、日本の海洋権を削り取る気だ。

憲法改正で、防衛力の行使が出来る状態にしておかないと、焦眉の急の事態に対応出来ない。

国として、最低限の準備をする意味でも、しばらくは安倍自民党に力を与えておきたい。