ある意味で強い

中國の領海侵犯どころか、領空侵犯まで続いている。
先日は、お互いにスクランブルを掛け合い、戦闘機のニアミスの可能性も高まった。

が、すでに国民の大半は、興味を失っている。
非日常も慢性化すれば、日常であり、そういう変化を認めることに関しては、日本人は最高の資質があるようだ。

中国相手に稼いでいる一部の業界は別にして、どれだけ貿易相手として割合が高くとも、相手が面倒臭いのだから、なるようになればいい。
評論家とやらが、ああだこうだと述べても、学者先生に何がわかるものではない。

大方の国民は、もう中国が何をしようが関係ないし、最悪の場合戦争になったとしても、勝敗にも関心は沸かない気がする。
戦争という行為に価値を感じないのと、それで大きく何かが変わる気もしない。

平和憲法を盾にして守勢で挑めば世界の応援も得られるが、憲法改正で軍事力を矛にすれば、中国とは戦うことになるだろう。

日本人の良い意味での鈍感さ、平和主義は、実は最強なのかもしれない。