通院日 21

今日は、内科の受診がないので、割と早く診察になった。

とりあえず今年から始めた生活習慣や体調管理について報告し、毎年急降下する時期を何となく軽めに越えたことを伝えた。

相変わらず薬量はMAXだが、徐々に治癒しているのではないか、と担当医が指摘した。
鬱症状とは別の部分で、確かに育っている面もあり、そろそろ自分を解放する時期が来たのかもしれない、と感じた。
自死に向かう生き方というのは、鬱病というよりは、哲学の世界であり、私の理念なので、病気とは切り離して考えるべきだ、と語り合った。

結果として、抗精神薬に頼ることに変わりはないが、一時の寛解より、安定した状態を維持する方向で、これから調整したい。
穏やかに生きるということが、日和見的な怠慢ではないのだ、と感じられれば良いのだが。


帰り道で、私は自分の性癖をSだと思っていたが、実はドMなんじゃないか、と苦笑した。
何故なら、自分を苦しめ虐めることに関しては、誰よりも長けているのだから。