ピン!ときた夜

昨夜、眠りに落ちる時に、何故かしら台所の模様替えをしなければ、という考えが浮かんだ。
アレをこっちにして、コレを運び込んで、棚に金網を付けて、根菜類は風通しの良い場所に・・・。

起床。

眠りを経ても消えていなかった使命感に押され、ローケースを移動したり、ハンガー棚を調節したり、とせっせと家具を移動。
動線や配置を考えながら、調理道具を掛ける金網も設置し、キッチンで腕組みして眺めていた。

深く考えずに注文していた食品の山も、収まるべき位置に並び、2時間ほどで落ち着いた。
どんだけカレーが好きなんだ、というぐらいの量があったが、楽天のカレーショップの品は全てあるんじゃないだろうか。
コーヒーも4kg出てきたので、これからはマメに飲むとしよう。

それにしても、戸棚は危険だ。
一度閉めてしまうと、奥に追いやられた食品は、こんな時しか日の目を見ない。
かなり年代物のジャムや缶詰等もあり、ちょっとした胃腸へのチャレンジが必要になりそうだ。

冷凍庫にも何か眠っていたような気がするが、こっちは霜取りも兼ねて、また後日にしよう。

今は、明るく開放的になったキッチンから、久しぶりに淹れたコーヒーの香りが流れてくるのを楽しもう。

追記
やはり、気になって仕方が無いので、リザーブ用の冷凍庫の霜取りをした。
思ったより厚かったため、中身を出しての作業になり、金ヘラでガシガシパリパリと剥がしまくる。
足元には新聞紙を敷いて、ひたすら霜と氷を落とし、食品を戻すと、それなりにスペースが空いた。

そして、やはり冷凍フォアグラ4個、角煮、ロールキャベツが現れた。
隅へ隅へと追いやられ、半ば霜に埋もれていたのだ。
同じ轍を踏まないように、中身をメモにとり、磁石で貼り付けた。
思い立ったが吉日である。