小さな成長

本当に植物は不思議なものである。
ゴーヤの蔓は、細くて弱そうなのだが、支柱に触ると、グルグル巻きにして茎を支える。
機械的にも見えるが、逆にひどく生命的でもあり、音や声を感知するという与太話を信じたくなってくる。

今日、すっかり緑になったネットを見ていたら、小さな発見があった。


桃太郎トマトと平サヤインゲンの実が、こんなに可愛いサイズで出来ていた。
よく観察したら、他の株も、みんな一個は実が付いていたので、どうやら成功したようだ。
これで、ゴーヤ以外の株はOKなので、後は防虫や肥料・水の加減に気をつけて、最後まで見守るだけだ。

何か、農家も良いな、とか甘っちょろいことを考えてしまったが、これで生計を立てるのは、本当に大変だろう。

まぁ、機会があれば、貸し農地でもう少し本格的に栽培をしてみたい気はするが、そこまで気力が出るなら働いている。

園芸は楽しい、ということが実感できただけで、今は十分だ。