本当に久しぶりの雨

ついに梅雨らしい雨が、それなりにまとまった量で降った。
私は、雨音が好きなので、今日のような雨足が変化して激しくなる雨は、かなり好きだ。

自分が、なぜ雨が好きなのかは、よく分からない。
雨には、どこか休息のイメージがあり、循環という大いなる巡りを感じるからかもしれないが、生まれつきな気もする。
要は、心地よく感じることであり、心のありようがそうなっているのだから、理屈はいらないのかもしれない。

雨といえば、砂漠のような荒涼としたハイウェイの向こうから、グレーの雨雲が広がり、そこへ入っていく瞬間の高揚感は、日本では中々味わえない。
地平線に向かう道など、北海道ぐらいしか無いのではないか。
まぁ、北海道に行ったことはないので、単なる憶測だが。

海外に行くと、水の有り難みが理解できる。
水道の水が飲めるということでも凄いことだし、温水が普通に使えるのも貴重なことなのだ。
日本は、水に関しては、本当に恵まれた国だ。