父の日

今週のお題「私のお父さん」

以前も書いたが、私の父は大昔に亡くなっている。
我が子は、幼い頃に離婚したので、覚えているか微妙な所だ。

と、いうわけで、父の日と言っても、祝う相手も、祝ってくれる子もいないという、何だか寂しい日だ。

私が父親との縁が薄い分、子供とも縁が薄いのかもしれない。
まぁ、親の感情で会わせてくれ、といっても、向こうにも事情があるだろうし、なにより子供が会いたいと思っていなければ意味が無い。
私に出来たことは、ここの住所を知らせておいたことと、引っ越していないことだけだ。

自分の父親とは、私だけが離婚した後も顔を出しに行っていたので、父の日のイベント自体は何回か記憶にある。
ヘビースモーカーだったので、ライターや灰皿を渡したのだが、よく考えるとタバコが原因で死んだのだから、気の利かない贈り物だったかもしれない。

今のように禁煙だの、副流煙だのと煩くなかった時代だし、男はタバコを吸うものだ、という昭和である。
まぁ、一日10箱ぐらい吸っていたから、そんな時代でも迷惑な人だったとは思う。

禁煙を成功した今となっては、ようやく一つだけ父親を超えてやった、と感じる。
後は、享年である52歳を超えられるか、が目標だ。