退院

昨日、3週間の予定が1週間延びて、ほぼ一ヶ月ぶりに退院した。

色々とあったが、とりあえず解放された。

血糖値は早めに安定したのだが、昼の度に低血糖を起こしたので、入院が延びてしまった。
現在は、薬抜きで空腹時が70前後まで下がった。

病院食は不味くはないが、全般に味付けが薄いので、一味を持参しておいた。
塩分では無いので、食にアクセントを付けるのにピッタリだ。
どうせ制限されるなら、思い切りやろうと思い、一日1600キロカロリーで申込んだので、米飯170g、おかずも制限。
朝など、6枚切り食パン1枚という有様だった。
これで薬を飲んでいれば、昼前に低血糖も起こすわけだ。

とりあえず、糖尿の方は、ほぼ完治。

精神の方は、院内で仲間が出来たので、思っていたより楽な生活だった。
以前は、誰とも話をしないように勤めていたので、退屈で仕方がなかった。
今回は早めに良い人と出会えたお陰で、仲間の輪が広がり、かなり良い雰囲気で過ごすことができた。

精神病院ならではのアクシデントはあったが、まぁそういう病院なので。
初めて、強制確保→措置(閉鎖)病棟行き、を生で見た。
倒れる人を3回ほどみたし、内一回は運んだ。
細かいネタには事欠かない日々でもあった。

特殊な環境下なので、仲間と言っても、退院時には連絡先を聴いたりはしない。
見送りがあれば、それでいいのである。
「道であったら、よろしく」
縁があれば、また会うこともあるだろう。
病院以外で。