エボラ出血熱

名前は聞いていても、詳しくは知られていないエボラウィルス
アフリカの風土病扱いだが、アメリカで二次感染者が出たことで、ようやく騒ぎが大きくなった。

何だかエイズの時も似たような感じだったが、先進国で感染者が増えないと本気にならないのが、我が国の疾病対策だ。

オカルトな話だが、アフリカの人口抑制のために、わざと放って置かれていたとかなんとか。

とりあえず、ここまで感染者が増えると、4種類あるというエボラウィルスが、突然変異を起こしてもおかしくない。
人→人感染が続けば、変異の可能性は飛躍的に高くなるからだ。

一番怖いのは、空気感染を引き起こす変異。
ただでさえ致死率50%以上を誇る凶悪ウィルスが、インフルエンザのように空気感染すれば、人類全体の滅亡の危機になる。

毒性の強化。
医療機関などの防疫対策でも防げないほどに毒性が上がれば、中世のコレラの再来のような状況になる。
隔離しか手がなくなったら、文明社会の崩壊の危機。
現段階でも、防護服を着用していても、感染した例が報告されている。

感染源の拡大。
現在、コウモリや蚊が感染源と予想されているが、ゴリラ・チンパンジーなどの霊長類・家畜の豚などの感染例が確認されており、これが他の生物を介しても感染するようになれば、対策が広範囲になり、原因が特定されるまでパニックが起きることは容易に予想できる。

人類最後の天敵と呼ばれるウィルス。
その存在は謎に満ちていて、未だに生物なのか非生物なのかさえ分からないのだ。
あるがままの現状を受け入れ、観察を続けたことで、どうにか分類は出来たが、ほとんどの部分は謎のままなのが現状だ。

オカルト的に言えば、最後の審判を行うのは、核ミサイルでも天災でもなく、ウィルスなのかもしれない。